先日まで、東京に出張してきた。
余裕の無い結構タイトなスケジュールだったのでゆっくりはできなかったが、予定していた目的は達成できたので満足。
夜は、怪しいデザイナー、ダンディー清野という方のエスコートで、新宿ガード下の「思い出横丁で過ごす。
そこは、完全に昭和40年代で時間が停止。
焼き鳥屋さんでは、鳥を焼く度に煙幕弾でも放り込まれたかのように煙で充満する室内。
「ルビーの指輪」の歌のように曇ったグラスに注がれるビールは泡立ちもしない調度良いヌルさ。
壁には入手経路が知りたい海上自衛隊のカレンダー。
場所を変えようとすると、店の扉には「都合によりチョット休む」との張り紙。
聞くと、チョット休むはずが既に一年以上経過しているという・・・。
カウンターに足が収まらず、みんなが横向きに座ってる江戸前寿司では、意外にもやたらと旨い寿司がでる。
値段も意外に普通な、平成の単価。
素晴らしい・・・。
負け組も勝ち組もない、キャッシュフローとか、営業戦略とか、小難しい話が一切ない・・・。
それが「思い出横丁」・・・。
そんな真の癒しの空間が、どこかにいつまでも残って欲しい・・・。
二度と行かないけど・・・。
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