映画監督、クエンティン・タランティーノの作品が好きで、レザボアドッグス、やパルプフィクション、ジャッキーブラウンや、キルビル、等が有名どこ。
昨日、タランティーノ監督の最新作、イングロリアスバスターズを観に行った。
興行収入では、タランティーノ作品の中で、最高の収益を挙げ、最大のヒット作品となった・・・・らしい。
CMでは、「面白くなかったら、返金します!」と謳って話題となった映画でもある。
ストーリーに触れる事はしないが、僕個人的には・・・・全然面白くなかった。
タイトルのイングロリアス・バスターズ(訳すと「栄誉なき者たち」って感じかな?)に、生き様、男気みたいな物を勝手に期待した僕が悪かったのか、今までのタランティーノ作品は、どっちかというと、「仁義」とか、独特の信念みたいな物の描写に、B級のミョーなカッコ良さを感じていたんだが、今回の作品は、全然カッコ良さが感じられなかった。
物語の背景とかそんな難しい事は、頭の悪い僕にはてんで解らないが、観終わった後の、充実感が、全く無かった・・・。
お金返せ!なんて映画好きに言える訳も無く、「残尿感がさっぱりしない」みたいな気分だった・・・・。
やはり、大概、表現者は、ハングリーさが無くなると、自己中な価値観の押し付けを、より多くの共感を得ようと、中途半端な訴えになるが、そんな感覚を感じた・・・。
ただ、クリストフ・ヴァルツの演技が素晴らしかったのと、ところどころにカッコイイ台詞があったのが、救いである。
ま、あくまでも、個人的な見解だから・・・・こういうのも、映画を楽しむ一つである。
皆さんも、是非観に行って、チョーおもしれーじゃん!っていう人がいたら、僕と6時間くらい語り合いましょう・・・・。
「あの~、映画の事で話したいですけど、お時間ありますか?」
「よ~し、じゃぁ、どこで語りあう?」
「それはもちろん、私のベット・・・♪」って言われる男になりたい・・・。
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