Archive for 11月, 2008

儀式

Posted by on 11月-10-2008

今年も、11月に入り朝晩の冷え込みが一段ときびしくなってきました。

この津軽山沿いでも初雪のたよりが、ちらほら聞こえて来ました。

ところで、この季節になると毎年のように行われる《儀式》があります。

それは何かって?

それは工場の外に数名のヤサ男が集まり、その誰もが西の方角(岩木山)を見つめ

「ダス・ダサネ・ダス・ダサネ・ヤッパリダス」などと呪文にも似た言葉を唱えるのである。

なぜこのような、行為が行われるかは、ちゃんとした理由がある。                 

というのも、晴れたかと思えば、急な雨、そして霙 変わりやすい天候の中

屋外での塗装作業の段取りに頭を悩ませているのである。

そこで、男たちは一か八かの勝負に出る。

今年も、そんな季節がきたかと思うと・・・・・・・・・・ユウツ

 

武道家より

・・・・・・。その2

Posted by on 11月-10-2008

今回も、謎に包まれすぎているゴルゴについて語る。

コードネーム「ゴルゴ13」

通称、デューク東郷。

国籍、出身地、本名、住居、共に不明。

身長182cm、体重80kg。血液型A型。

世界各国の言語に精通しており、イデオロギーや善悪に関係なく、暗殺の仕事を引き受ける。が、依頼内容に嘘があったり、依頼者の裏切りには必ず報復する。

ゴルゴの一番多い台詞と言うかふきだし「・・・・・・・・」は、内心何を考えているのかわからない。読み手に対する謎かけ?とかんぐったり、実は内心も何も考えてないのかな?なんて思っちゃうくらい「・・・・・・・」ばっかりである。

そんな無口で、クールなゴルゴだが、第2巻に、なんと、内心の台詞が表記されているのである。

それは、「どうしてぬけだすつもりなのだ!?ゴルゴ13!?」と、俗世間の諜報機関が使うはずのコードネームでわざわざ、自分の事を読んじゃってる上に、自分に対して質問までしているくらい、内心は非常に混乱している様が伺える。

そうだろう、そうだろう・・・。

いくら、ゴルゴとはいえ、毎回成功確率が1%にも満たないような、困難なミッションばかりだし、常に命の危険にさらされている状況下である。気持ちは痛いほど良く解る。

さすがに、そんな結構ドキドキしてるんです。みたいな心情が伺える一コマはその1回キリだけである。

そんなゴルゴに多くのファンは魅せられるのである。

今日もどこかで、ゴルゴがスコープ越しに要人を狙っているかもしれない・・・。

・・・・・・。

Posted by on 11月-4-2008

・・・・・・。そう、その通り。みんなも良く知ってる、世界をまたにかけて活躍する超A級スナイパー、アーマライトM-16カスタムで、どんな困難な暗殺も成功させる男、コードネーム「ゴルゴ13」の台詞ですね。

生き延びる事が使命のゴルゴは極度に用心深い。

誰とも決して握手をしない。

車に乗るときは一番あとに乗る。

ホテルは最上階の非常階段に一番近い部屋。

そして、極めつけは、「背後に立った人間を条件反射で張り倒す」事だ!

このエピソードは第1話から登場している。

パンツ一丁で、左手を腰に当て、くわえタバコで窓越しに立っているゴルゴ。すると、ついさっきまで、エッチをしていた女が、ゴルゴをびっくりさせてやろうとふざけて背後から忍び寄る。すると・・・。いくら条件反射とはいえ、その女は、思い切り殴られ、衝撃により吹っ飛んで、家具の角に頭までぶつけて、完全KOである。チビまるこちゃんの顔面の縦線どころではなく、場の空気が既に殺人現場の様を伝えてくるほどのワンシーンになっている。

察するに、その女は、完全に重傷で救急車に乗り、適切な処置が必要な上、後日精密検査までするであろう具合と案ずる。

すごい・・・。すごすぎる・・・・!

どう考えても、さっきまでエッチしていた女がいるのだから、そいつだろうし、仮に、彼女がゴルゴに対して危害を加えようとしている可能性があっても、やりすぎだと思ってしまった。

そんな、優しい、穏やかな春のような男の僕だから、到底ゴルゴのようにはなれないな。と、第1話目で既に悟ってしまいました。

と言う事で、僕は、ガンダムだけにしか、心を開かないような、そんな狭いオタクとは違い、きちんとゴルゴ13にも詳しい立派なオタクである。

ランバ・ラル

Posted by on 11月-3-2008

「ザクとは、違うのだよ、ザクとは!」

そう、男の中の男、ジオン公国軍歴戦の勇将、ランバ・ラル隊長が、アムロに向け、戦闘中に放った台詞ですね。

この台詞からは、単に、モビルスーツの性能の違いだけを、上から目線で言ってるのではなく、グフを駆る自分への絶対の自信が感じられますね。

ランバ・ラルは、戦場の最中、乗艦ザンジバルに軍服も着ていない愛人、クラウレ・ハモンを傍らに置くくらいの男である。

では、なぜそんな公私混同しまくりで、並ぶとハモンより10センチは背が低い、ゴツイ、スーパーマリオのようなおっちゃんに僕らは憧れるのだろう・・・。

それは、ただの無骨なだけの軍人ではなく、「大人の男」だからである。

戦う理由も、「わしの出世は部下たちの生活の安定につながる。お前(ハモンの事)のためでもある」と言うくらい、属する組織の理念や目的なんか関係ない、とにかく自分につながった者を優先して考え、自分の仕事に誇りを持つ。きっと加齢臭すらエンジンオイルか火薬の匂いがするくらい男らしい事だろう。

セクハラで失敗する、疑惑の献金で失脚する、言質をつっこまれてすぐ謝っちゃう、ダッチワイフみたいな化粧で教育を語る・・・テレビで見るのは、そんな政治家ばっかりである。

あくまでも個人の意見だが、現総理にはどっか男らしさを感じるから好きである。あっちゃこっちゃ属する場所を変えたりしない。下品にハゲても無い。ハゲかたにも男らしさってもんがある。麻生さん、頑張ってください。少なくても、阿部君や福田君のように、「んも~ボクは嫌だから辞めちゃんです~っ!」みたいにはならないでください。

世間の、中間管理職にあるオッチャンたちも、我が社の不良中年達も、もっと自分と自分の知恵や技術に自信を持って、堂々と肩で風を切って、仕事をすべきだ。若い世代の意見が正しくても、反骨して、力で強引に結果を出してやる!くらいの気構えを持ってほしいと望む。

僕は、ラオウなりたいが、ランバ・ラルになりたいと言う、大人が一人くらいはいる世の中であってほしい。

休日。

Posted by on 11月-2-2008

こんにちわ!

今日は、日曜日。

僕は、作業着を着ると、自信満々である。

加えて、作業着に、G-SHOCKと首にタオルがあると、イケイケ状態である。

日曜日や祝日も、作業着で出かける時がある。

そんな時、知り合いとばったり会ったりすると、「今日もお仕事ですか?」と聞かれる。

逆に、平日に作業着じゃない格好で、プラプラしてると、「あれ?今日はお休み?」

当社の相談役(僕は企業家、経営者としても尊敬している)に、社長になったら、「毎日仕事で、毎日休みだぞ!社長業ってのは、そんなもんだ」と教えられた。

僕も、その通りだと思う。

日曜日の今朝も、僕は、ちょっとしたお手伝いに作業着で行った。至極プライベートに近い環境で、時間も3時間ちょっと。例により、「あれ?社長さん、今日も仕事ですか?」と聞かれた。

その時、ふとお袋の事を考えた。

我が家に限らず、母親業、主婦業には休日が無い。(最近の若い母親は違う例もあるようだが・・・)

一年間一日も休まず。なんて甘いもんじゃなく、子供が成長してからも、ずーっとだ。旦那がジジイになって徘徊する頃になると、おばあちゃん業、母親業、主婦業と掛け持ちする方もいる事だろう。

改めてホントにすごいと驚嘆し、感謝の意をおぼえる。

国民栄誉賞や紫綬褒章や、受章者は確かにすごい努力の結果、功績を残し、讃えるにふさわしい方たちばっかりだが、やっぱり、なんだかんだ言ったって、一番すごいのは母親だ。

さ、僕の我が家での数少ない役割の一つ、「お風呂の掃除」をしに帰ろーっと。

ではでは・・・。

神無月。

Posted by on 11月-1-2008

こんにちわ!

早いもので、今日からは11月。

今年もあと2ヶ月を暮らすと、明けましておめでとうになる。

さて、本日の題名「神無月」。

旧暦で、10月を神無月と呼びます。

えっ!?冒頭で今日から11月とか言っときながら、10月の話題!?

そうです。11月になったのに、10月のお話です。

先日、出張先でタクシーの運ちゃんから教えていただきました。

神無月の語源。

神が無い月と書くわけですが、それは、全国の神様が、10月になると、一年の計を語り合うため、出雲(いずも)に集まり、地元を不在にするから、神様が居なくなる。よって、神の無い月=神無月になったそうです。

実際、出雲だけ、神無月ではなく、神在月と呼ぶそうです。

知ってました?

スゲーロマンチックで良い話でしょ?

世界中に神話や伝説や言い伝えは沢山ある。

我が、日本にも沢山の素敵な諸説があり、そういう話を伝える、大事にする事が欠けてきてる。

おじいちゃん、おばあちゃん、おとうさん、おかあさん、には、そんな日常の中のちょっとした素敵が沢山あるのです。

だから、みんなも素敵な事を大事にするために、おじいちゃん、おばあちゃん、おとうさん、おかあさんを、大切にして、明るい、豊かな社会にしましょう。

PS:津軽の神様へ

いままで、10月に留守にしてるとは知りませんでした。

これからは、留守にするときは、前もって言ってください。

こちらにも、「苦しいときの神頼み」ってのが、ございまして、すごく不安になりますから・・・。

あと、出雲に行くときに、鞄持ちとか必要なら声を掛けてください。

神様のためなら、パシリでもなんでもします。

長谷川 睦